喪中の年末年始の過ごし方について
「お寺でおみおくり」の齋藤です
今年も師走が近づいてまいりました。
今回は、喪中の年末年始の過ごし方についてご紹介いたします
これから、年末年始にかけてさまざまな行事があります
行事のなかでも「これってやらないほうがいい事?」と
疑問がでてくる行事もあるかと思いますので、
一般的な行事についてご紹介させていただきます。
【12月】
冬至…〇
クリスマス…△
お歳暮…〇 日頃のお礼なので
年越しそば…〇 一年間の苦労を切り捨て、翌年に持ち越さないおまじない的要素
正月準備…× 松飾りや鏡餅、年始回りや人を呼ぶなども慎みます
カウントダウン…×
【1月】
初詣…神社× 寺院〇、神社は死を穢れと捉えますが寺はその概念がない
おもち(鏡餅)…× お正月の準備の一つなので
おせち料理…× 節日を祝うめでたい料理
書き初め…〇 1年の抱負ですので
七草がゆ…そもそもおせちを食べないので関係ないです
お年玉…△「お年玉」ではなく「おこずかい」「文房具代」「書籍代」
として渡す工夫が多いです
鏡開き…飾らないので関係ない
どんど焼き…△ 古いお守りなど炊き上げるだけなら
成人式…家族だけなど内輪でお祝いし、派手に騒ぐのは控えます
基本は慶事(喜ばしい事)への参加は先方への気遣いも含め、
「穢れである死を忌む期間」の自分は遠慮しますという事になります。
ご葬儀のこと以外にも、わからない事もあると感じます
どのようなご不安でも、まずはご一報ください
「お寺でお葬式」という選択。