2018/9/7
お彼岸についてご紹介いたします

「お寺でおみおくり」の齋藤です
ご葬儀を終えられた後に、初七日、四十九日、新盆、お彼岸、一周忌、三回忌など
ご先祖様を供養する法要がございますが、
今回はお彼岸についてご紹介いたします。
仏教では、ご先祖様のいる世界(極楽)を「彼岸(ひがん)」
いま私たちが生きているこの世界を「此岸(しがん)」といいます。
「彼岸」は西に位置し、「此岸」は東に位置するとされています。
3月の春分の日と9月の秋分の日は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので
彼岸と此岸がもっとも通じやすい日になると考えられ
この時期にご先祖様を供養するようになりました。
お彼岸の期間の7日間は、中日がご先祖様に感謝する日、
その前後6日間は、人が生きていく上で、良いことと悪いことをきちんと判断し
正しい行いができるようになるための6つの行い
1.分け与える
2.規律を守る
3.怒りをすてる
4.努力をする
5.心を安定させる
6.智慧(ちえ)をあらわす
を1日に1つずつ行う大切な期間です。
ご先祖様への感謝の気持ちをもって、普段の生活の中では
正しい行いをするように心がけましょう。
「お寺でお葬式」という選択